16.2Km 2025-07-17
ウルサン広域市ウルジュ郡オニャン邑テゴク里サン234-1
蔚山広域市蔚州郡彦陽邑大谷里の景勝地である盤亀台(パングデ)は亀がうつぶせになったようにみえることから盤亀台と呼ばれています。岩刻画とは、先史時代の人々が暮らしのなかで起きたさまざまな出来事をテーマに、それを岩に刻んで描いた岩絵のことをいいます。主に大きな岩など聖なる場所に描かれ、人々はそこに集まって各種儀礼を行ったと推測されています。蔚州大谷里盤亀台岩刻画は太和江の支流である大谷川沿いの絶壁、幅10m・高さ3mほどの岩面に絵が集中的に刻まれています。また周辺10ヶ所の岩面からも少数の絵が確認されています。この岩刻画は新石器時代からさまざまな時期にかけて製作されたと考えられ、時代別に様式の違いをうかがうことができます。刻まれた絵は大きく海と陸の動物、人、道具などに分けられます。海の動物としてはクジラ、オットセイ、カメなど、陸の動物としてはシカ、トラ、イノシシ、イヌなどが多く見られます。人は顔だけ描かれたものや、まっすぐ立った姿、船に乗った姿などを見ることができ、道具としては船、囲い、網、銛、弩に似た物などが見られます。これは先史人たちが円滑に狩りを行い、大猟を願う気持ちを岩に刻んだものと考えられます。動物と狩りの様子を生命力あふれる絵で表現し、事物の特徴を実感できるように描写した狩猟美術であると同時に宗教美術でもあり、先史時代の人々の暮らしや風習を見ることができる最高傑作と評価されています。このように人類初の捕鯨記録であり、韓半島初の美術作品ともいえる盤亀台岩刻画および韓国で初めて発見された岩刻画である川前里(チョンジョンリ)刻石は、大韓民国を代表する歴史観光資源となっています。
2025年7月12日、「蔚州大谷里(テチョンリ)盤亀台岩刻画」と「蔚州川前里銘文と岩刻画」を合わせた区間約3㎞の「盤亀川の岩刻画」はユネスコ世界遺産に登録されました。
16.3Km 2025-07-17
ウルサン広域市ウルジュ郡トゥドン面チョンジョン里サン210-2
川前里(チョンジョンリ)銘文と岩刻画は太和江支流である大谷川中流の岸に各種図形、文字、絵が刻まれた岩石で、下上2段に分けて互いに異なる内容が異なる技法で表現されており、びっしりと全体的に彫刻がみられます。上段にはやや深く太めの線を刻む技法で幾何学模様や動物、抽象化された人物などが彫刻されています。写実性に欠ける単純化されたものですが、中央部の太陽を象徴するような円を中心に、両側に4頭のシカが走る姿と一番左の半人半獣像(頭は人、体は動物)が目につきます。表現は素朴ながらも象徴性を持っているようなこれらの絵は青銅器時代に製作されたものとみられています。下段は細い線で刻んだ絵と文字が入り混じっており、騎馬行列図、動物、龍、船を描いた絵など多様な内容で構成されています。このうち騎馬行列図は3ヶ所で見られ、シンプルな点と線だけでその姿がよく表現されています。船の絵は当時の新羅人の海上活動をうかがう重要な資料になります。文字は800字を超え、王と王妃がここを訪れたことを記念する内容で、法興王の時代に2回にわたって刻まれたものと考えられています。この内容のなかには官職名や6部体制に関した言及が含まれ、6世紀頃の新羅社会研究の貴重な資料となっています。長い時間をかけて多くの人々が成し遂げた作品で、先史時代から新羅時代までの生活や思想などが描かれています。特定の時代を代表するというより、さまざまな時代の姿が盛り込まれていることから、より意味のある遺跡といえます。
2025年7月12日、「蔚州大谷里(テチョンリ)盤亀台岩刻画」と「蔚州川前里銘文と岩刻画」を合わせた区間約3㎞の「盤亀川の岩刻画」はユネスコ世界遺産に登録されました。
16.9Km 2025-01-07
ウルサン広域市ウルジュ郡トゥドン面パングデアンギル254
蔚山岩刻画博物館は2008年5月に蔚山岩刻画展示館としてオープンし、2010年5月から現在の名称に変更されました。博物館には盤亀台岩刻画や川前里刻石の実物大模型、岩刻画遺跡を紹介する立体映像施設、先史時代の生活が分かる各種模型や写真、子ども展示館、家族体験施設などがあります。
17.1Km 2025-01-07
ウルサン広域市ウルジュ郡トゥドン面ソハチョンジョンロ257
「大谷(テゴク)博物館」は、大谷ダム建設により水没を余儀なくされた大谷里一帯で出土した文化遺産を展示・研究する博物館です。発掘調査当時、下三政古墳群をはじめとした多くの遺跡が確認され、約1万3千点の遺物が出土したため、これらを展示するために2009年6月24日開館しました。
17.7Km 2021-03-17
慶尚北道 慶州市 陽北面 仏国路1208-45
+82-54-750-8700
「吐含山(トハムサン)自然休養林」は、針葉樹や広葉樹などの様々な植物が生育しており、動植物の生態系がうまく機能している自然の森です。近隣には石窟庵や仏国寺、名勝などの観光名所があり、家族連れでの自然学習や休養地として最適です。少人数から団体まで幅広く使える「森の中の家」もあります(インターネットでの予約が必要です)。
17.8Km 2021-05-11
慶尚北道 慶州市 外東邑 薪渓入室キル139
この陵は新羅第38代・元聖王(在位 785~798 金敬信)の墓です。慶州市内から蔚山方面に約12キロの距離にあります。円周70メートル、直径21.9メートル、高さ7.7メートルで、稜の周りにある護石には十二支神像が浮き彫りにされており、その周囲を石の手すりで取り囲んでいます。
封墳から若干離れており左右に華表石・文人石・武人石、石獅子が向かい合って立っています。武人石は西域人の顔立ちをしており目を引きます。この墓は唐の陵制度を手本としていますが、護石・十二支神像・手すり・石人・石獣など全ての面で新羅の陵の中で最も完備された形式を備えています。彫刻の手法は新羅王陵の中で最も優れたものとして評価されています。「掛陵」と呼ばれるのは墓の穴を掘る際に水が溜まり棺を掛けて埋めたという伝説からだと言われています。
18.5Km 2025-03-28
ウルサン広域市ウルチュ郡オニャン邑テアム1ギル207
2025年3月27日現在、この地域は山火事の鎮火作業を行っております。訪問時は必ず最新情報をご確認ください。
※最新情報は山林庁リアルタイム山火事情報(https://fd.forest.go.kr/ffas)や国民災難安全ポータルの災難安全状況情報(https://www.safekorea.go.kr)などをご覧ください。
VANASTHA(ワナスタ)は、「森にとどまる」という意味が込められている森ヨガ瞑想施設。日常に追われて自分を振り返る余裕のない現代人に、正しい呼吸瞑想とハタヨガを通して自分と向き合うことができる場を提供しています。ひたすら自然の中で自然の音に耳を傾け、自然を感じながら自然や宇宙との一体感を味わうことができます。ワンデークラスと土曜日の午前に行われる土曜ヨガ瞑想プログラムがあり、4人以上でワンデークラスを予約すればプライベートに利用することもできます。土曜日の午前6時から9時まで行われる土曜ヨガ瞑想プログラムにはヨガ服と朝食が含まれています。
18.6Km 2021-03-02
蔚山広域市 蔚州郡 斗東面 啓明路44-34
+82-52-264-8001
蔚山広域市にある「艸楽堂(チョラクタン)」は韓方医療をテーマにした韓方ヘルスツアー専門機関です。2001年度には保健福祉部傘下団体である韓国保健産業振興院より「Health Tour to Korea」に指定されました。衣食住、医療、休息が体験できるところで、休養しながら治療することができます。
診療科目
婦人科、神経精神科、耳鼻咽喉科、四象体質科、内科、鍼灸科、小児科
18.8Km 2025-05-23
キョンサンブク道キョンジュ市ヤンブク面ポンギルヘアンギル
奉吉(ポンギル)海水浴場は砂浜の長さが500m・幅40mで海開き時の平均水温は22度です。東海岸の他の海水浴場に比べて避暑客が少なく、ゆったりと休暇を過ごしたい人におすすめスポットです。夏になるとビーチバンガローや浮き輪レンタル所、簡易飲食店がオープンします。砂浜から200m離れたところに文武大王の海上墓である大王岩があります。文武王は死後、海の龍となって国を守るために火葬して東海に埋葬するように遺言を残したといいます。近くには龍を見たという利見台(イギョンデ)や、感恩寺址と感恩寺石塔などがあります。
18.9Km 2025-06-04
キョンサンブク道キョンジュ市ヤンブク面トンヘアンロ1366-9
新羅30代文武王の墓。東海岸から200m離れた海にある水中陵で、世界的に類例がなく、新羅人の独創的な考えを垣間見ることができるスポットです。文武王は父親の太宗武烈王の業績を受け継ぎ、高句麗を滅亡させ、唐の侵略を防ぎ三国統一を成し遂げました。『三国史記』によると、文武王が亡くなり仏式の葬儀に従って火葬し、東海に葬れば龍になって東海に侵入する倭寇を防ぐという遺言を残したとされます。大王岩は自然岩を利用したもので、その中は東西南北に人工水路が造られ、海水が東から入ってきて西に出るようになっているため常に穏やかな環境が保たれています。水面下には長さ3.7m、幅2.06mの南北に長く置かれた平たい亀の形の石で覆われており、この中に文武王の遺骨が埋葬されていると推測されています。