2024-02-27
大邱広域市 達城郡 玄風面 城下里
+82-53-611-7570
1950年代からテンジャンチゲを販売する田舎の食堂として始まった元祖玄風(ヒョンプン)パク・ソソンハルメジプ・コムタンは、特別な日だけ販売していたコムタンが口コミで広がったことで、看板メニューになりました。パク・ソソンおばあちゃんが「ハルメジプ」という名前で始め、3代にわたって伝統を受け継いでいます。海州(ヘジュ)、羅州(ナジュ)と共に全国3大コムタンに数えられる大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクト)コムタンを代表するお店であり、澄んだスープとたっぷりと入ったお肉の多様な部位が調和した味で評判のお店です。
2021-04-29
ソウル特別市 鐘路区 郵征局路38-13
「里門(イムン)ソルロンタン」は100年以上の伝統をもっており、韓国で最も歴史ある食堂といえます。1907年に開業してから一世紀の間、店を運営してきた長寿の秘訣はやはりその味です。ソルロンタンは牛骨、牛の膝蓋骨、頭骨、脚の骨などと、牛の胸肉、膝肉、タン、脾臓などを入れて一日ほど煮込んだスープで、さっぱりとした味の料理です。このスープに甘くて少しすっぱいカクトゥギ(カクテキ)を入れて食べると最高です。里門ソルロンタンは油が少ない真っ白のさっぱりとした濃い目のスープが特徴です。ここの常連さんはお店の歴史と同じく年配の方が大半を占めていますが数年前に日本で紹介されてから日本人観光客もたくさん訪れる名所となりました。
2021-10-16
全羅南道 海南郡 三山面 大興寺キル 170
+82-61-532-7696
韓国伝統文化保存会が指定する伝統名匠、海南(ヘナム)郷土料理選定競演大会料理部門特別賞、郷土食堂大賞など、店頭にはこれまでの数々の受賞歴が掲示されている全州(チョンジュ)食堂。この掲示を頼りに店内に入ってみましょう。
全州食堂を代表するメニューは、なんといってもピョゴチョンゴル(椎茸の寄せ鍋)と山菜定食です。
特に、このお店独自のメニュー・椎茸の寄せ鍋は、空気のきれいな頭輪山(トゥリュンサン)の高地で無農薬栽培された椎茸に、牛肉、アサリ、カキなどの様々な肉や海産物、そして野菜を入れて炊く鍋料理で、さっぱりとして淡泊な味わいが絶品です。
山の中で味わう自然の料理というコンセプトで、化学調味料を一切使用使わず、椎茸の風味がより際立ちます。
また、全州食堂自慢の濁り酒・トンドンジュも一杯料理とともに頂けば、最高です。
2021-07-02
全羅南道 長城郡 黄龍面 洪吉童路388-10
美食家が最も食べたがる料理のひとつにキジ料理があります。キジ料理はとてもおいしいのですが、材料が手に入りにくく調理も難しいため、簡単には味わうことができません。洪吉童生誕の地、全羅南道長城郡の入り口にある「サンゴルチャギ」の主人キム・ビョングクさん、ウンヒさん夫妻は、開業以来、最高級肉といわれるキジ肉の真の味を見つけるために努力を重ねてきました。その結果、キジしゃぶしゃぶ(クォンシャブシャブ)が誕生しました。飼育しているキジを捕まえ、その骨からダシをとったスープで味わうキジしゃぶしゃぶ。この味を知った人のクチコミで、キジしゃぶしゃぶは長城の新しい名所として有名になりました。キジ肉の肉汁が染み込んだスープに、手打ち麺やもち米を入れて雑炊にすれば、また違う味を味わうこともできます。また、キジのダシ汁でゆでた冷麺とそばは、夏限定の珍味。お店の横でキジを育てているため、食事中や食後に鳥の姿を見ることができ、子ども達にも人気があります。
2021-07-02
全羅南道 莞島郡 莞島邑 張保皐大路197
アワビの産地、ブルーベルト内に位置する健康の島・莞島。
「アワビを愛する村」という意味の「チョンサマ」は、莞島の特産物であるアワビを美味しく、しかも安く味わうことのできるお店です。特に、アワビの新しい味を開拓した「アワビの刺身・豚肉・キムチ包み(チョンボクサムハプ)」は、チョンサマでのみ味わえる珍味中の珍味です。石焼のアワビと豚の三枚肉、全羅道のキムチを巻いて食べるその味は、まさに絶品です。さらには莞島産昆布が混ざり合い、健康的なアワビ料理として人気を博しています。3つの放送局が我先にと放送したことで全国的に有名になったチョンサマのアワビコース料理は、莞島を訪れる観光客だけでなく著名な芸能人にも人気の料理です。
2021-06-29
全羅南道 霊岩郡 鶴山面 犢川路162-1
テナガダコ入りカルビスープ(カルナクタン)、テナガダコスープ(ナクチヨンポタン)の元祖として知られる「犢川食堂(トクチョンシクタン)」は、霊岩郡犢川で1970年から営業をしており、今日まで多くのマスコミで紹介されました。1995年1月には郷土料理賞を受賞し、スポーツソウル紙と韓国伝統料理保存協議会から「うまい店」に選ばれ、さらに1996年10月には伝統文化名人賞を受賞しました。このお店のもうひとつの自慢は、薬味類にこだわってあらゆるおかずや塩辛などを手作りで熟成させていることで、その味は絶品です。
2024-02-21
チョンラナム道スンチョン市ピョルリャン面ピョルリャンジャンギル20
+82-61-742-8304, 6533
ヨッポハルメチプ(ツバキ食堂)は、全国の食通たちが高く評価するムツゴロウ料理の専門店です。1970年代に開業して長い間その場所を守ってきました。看板メニューはムツゴロウの寄せ鍋で、魚の辛味スープにムツゴロウとカボチャ葉っぱ、ズッキーニをたっぷり入れて煮込んだ料理です。昔から湖南(ホナム)地方の海岸地域でスタミナ食として親しまれてきた郷土料理です。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 南原市 川渠キル 9
ドジョウ汁(チュオタン)を専門とする全国の食堂のうち、約3割の店が名前の前に「南原」や「春香」をつけているようにドジョウ汁の代名詞として知られる「南原ドジョウ汁」の元祖が、ここ「セジプチュオタン」です。「セジプ」は、茅葺屋根という意味で、1959年開業当時、ススキを使った茅葺屋根の店だったため、こう名づけられました。今は改装され、昔の姿をみることはできませんが、味は今も変わることなく伝統を受け継いでいます。テレビや新聞などに何度も取り上げられ、2008年には外食経営評価で大賞を受けています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道クンサン市ケジョン面クムガンロ470
+82-63-453-0608
渓谷(ケゴク)ガーデンコッケジャンは、全国のグルメが訪れるお店で、韓国で初めてワタリガニのケジャンの特許を取得した人気店です。本来は、豚カルビ焼きを販売していましたが、おかずで出されたワタリガニのケジャンがあまりにも美味しく、ケジャンを食べに来店する客が増えたので、看板メニューが変わったという経緯があります。美味しさの秘密は16種類の韓方の材料で熟成させた本格的なカンジャンと、ふっくらとした雌カニにあります。生臭さや塩味は少なく、コクのあるケジャンを味わうことができます。
2021-06-24
全羅南道 咸平郡 咸平邑 市場キル112
「テフン食堂(テフンシクタン)」は30年以上・2代にわたって続く韓牛専門店です。牛肉は咸平郡の牛市場に出される韓牛の外モモ肉だけを使用しています。外モモ肉は、脂身の大変少ない臀部の肉で、とても柔らかくて生臭くないのが特徴です。また、ユッケビビンバを注文すると豚の脂身が一緒に出てくるので、これを混ぜて食べるとまた格別な味が楽しめます。