19.8Km 2024-12-12
カンウォン特別自治道ウォンジュ市チジョン面オークバレー2ギル260
+82-33-730-9000
山の中に隠れたミュージアムSAN(Space Art Nature)は、打放しコンクリートによるミニマリズム建築の巨匠、安藤忠雄の設計で着工し、光と空間のアーティスト「ジェームズ・タレル(James Turrell)」の作品を最後に2013年5月に開館しました。同ミュージアムは小道に沿ってウェルカムセンターと芝生の駐車場を始め、フラワーガーデン、ウォーターガーデン、本館、瞑想館、ストーンガーデン、ジェームズ・タレル館へと続きます。本館は4つのウィングの構造物が四角や三角、原形のスペースで繋がっており、大地と空を人間で繋ごうとした建築家の哲学が表現されています。同ミュージアムは常設展示や企画展示だけでなく、様々な体験や教育プログラムを行っています。
本館の一角にあるカフェテラスは、その名前通りテラスに座り山の全景を360度のパノラマで楽しむことができます。そしてストーンガーデンの近くにある瞑想館では、アロマの香りとシンギングボウルの音で心身をリラックスさせ、曲線を取り入れた窓越しの風景を満喫しながらゆったりとした時間が過ごせます。
19.9Km 2021-08-02
忠清北道 陰城郡 甘谷面 聖堂キル10
甘谷本堂は1896年に設立された100年以上の歴史がある場所です。初代イム・ガミルロ神父はパリ外邦伝教会の所属で1893年に敍品後、すぐに入国してその翌年である1894年に最初の本堂として神学堂があった由緒正しい驪州の教友村、プオンゴルに赴任されました。しかし本堂の司牧地が北側にあるということだけではなく、山地部落に続いており本堂を移転しようとしていたところ、司牧を訪問中、驪州を過ぎて長湖院に至った時に山のふもとに大宮殿のような家を見て、ここが本堂の司牧地として最も適していると直感しました。その後すぐにカミルロ神父は「聖母様、万が一、あの大宮殿のような家と山を私の所有にしてくださるのなら、私はあなたの卑賤の身となりましょう。そしてその従母が玫瑰聖母様となるでしょう」とお祈りをし、ブオンゴルに戻って玫瑰聖母様に願いました。当時、大宮殿のような家は明成皇后の又従兄弟である閔應植の家であり、1882年に壬午軍乱の時に明成皇后が非難した場所でもあります。1896年5月の聖母聖月に、すべての家の敷地と山を購入、玫瑰聖月である10月7日に本堂の設立に至りました。結局、ガミルロ神父が最初にお祈りをした通り、甘谷本堂を聖母に奉献し、ここが「甘谷玫瑰聖母巡礼地聖堂(カムゴクメグェスンレジソンダン)」となりました。
19.9Km 2019-03-20
忠清北道 陰城郡 甘谷面 聖堂キル10
+82-43-881-2808
「玫瑰博物館(メグェバンムルグァン)」は甘谷聖堂内にあります。100年以上の長い歴史を誇る聖堂として、文化財に指定された大聖堂をはじめ、中部地方初の石造建物である司祭館など、多くの歴史的な史跡および貴重なカトリック遺物があるものの、放置された状態でした。100周年を記念して歴史的な遺物を整理するとともに、現在は後世に残すため、また甘谷聖堂を訪れる人々に公開して教育の場として活用されています。