説明
東部洞(トンブドン)五層塼塔は、高さ8.35メートルの統一新羅時代の塼塔で、長さ27.5センチメートル、幅12.5センチメートル、厚さ6センチメートルの無地のレンガを重ねて造られた5層の塔です。
本来は7層で、壬辰倭乱の際に金銅製の相輪部が失われ、韓国戦争の際、一部が壊されましたが、1962年に現在の姿に復元されました。かつて法林寺があったと伝えられる場所にあり、塔の西側5メートルのところにはかつてのお堂の支柱があります。各層ごとに仏像を納める場所である龕室がありますが、これは屋根の上の瓦と同様塼塔が広まる以前に多く造られた木造の塔の名残りと思われます。2層目の南側には仁王像が2体彫られた花崗岩の石版が置かれており、塔の美しさを引き立てています。
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慶尚北道 安東市 雲興洞231