説明
タンチョムル洞窟は済州市(チェジュシ)から国道1132線で東におよそ27キロメートル進んだ場所にあります。
タンチョムル洞窟は、火山活動により地下3キロメートルほどのところに形成された溶岩洞窟で、32万年前に作られたものと推定されています。
洞窟は自然の入口がなく、外部に露出していないため、洞窟の姿がそのまま保存されています。
タンチョムル洞窟は溶岩洞窟ですが、洞窟の上の地表面に堆積した貝砂の石灰成分により作られた二次生成物により、石灰洞窟を彷彿とさせる洞窟となっています。
つららのような形をした鍾乳石や洞窟の床から突出し形成された石筍、そして鍾乳石と石筍が交わり柱となった石柱など、洞窟の生成物が非常に発達しており、特に細長い鍾乳石や柱状の石柱が洞窟全体に渡って大きく発達しています。
タンチョムル洞窟は小規模の洞窟でありながら、洞窟内の二次生成物の種類が大変多種多様で、地質学的価値が高いため、天然記念物に指定し保護されています。
面積:857平方メートル
所有者:パク・スノク氏ほか5人
※拒文オルム溶岩洞窟系のうち世界自然遺産に指定された洞窟はペンディ窟、万丈(マンジャン)窟、金寧(キムニョン)窟、龍泉(ヨンチョン)洞窟、タンチョムル洞窟です。
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位置
済州特別自治道 済州市 旧左邑 月汀里