2021-06-30
釜山広域市 機張郡 日光面 三聖3キル 17
日光(イルグァン)海水浴場は東海(トンへ)南部にある海水浴場のなかでも家族連れに人気の海水浴場で、砂浜の左手に松林・江松亭(カンソンジョン)があります。また、日光海水浴場から北東に5キロメートルほど離れた七岩(チラム)には刺身食堂が軒を連ねる刺身村があり、新鮮なお刺身を味わうことができ、毎年多くの観光客が訪れます。
高麗時代末期の学者・鄭夢周(チョン・モンジュ)・李穡(イ・セク)・李崇仁(イ・スンイン)が訪れたという三聖台(サムソンデ)が砂浜中央の海岸縁にあり、左手には江松亭があります。その昔、日光海水浴場の海岸線に沿う形で樹齢数百年の老松の林があったと伝えられていますが、現在では残念ながらその姿は見られません。海岸線の右手の端にある鶴里村は老松の林に生息していた鶴の名前からついたといわれています。
日光海水浴場は遠浅で、海岸線が江松亭から鶴里の漁港まで弧を描く形で続き、どこからも海岸が一望できます。保養地として利用されている民泊(民宿)やキャンプ場など各種施設が完備されており、海釣りも楽しめます。七岩には漁港もあり刺身屋がたくさんあります。また毎年7月から8月まではケッマウル(漁村)祭りが開催されています。
2024-03-20
カンウォン特別自治道チョルォン郡クンドン面クァンサム里
勝利(スンニ)展望台は、北韓に最も近い展望台です。非武装地帯(DMZ)と北韓地域が一望できます。展望台の中にはDMZと北韓をテーマにした展示館があります。一般人の立入が制限される区域で、許可を受けた場所以外の撮影は禁じられ、身分証を必ず持参しなければなりません。
2023-06-13
江原道 三陟市 近徳面 三陟路 2154-31
東海(トンへ)の海岸で風光明媚と話題の龍化(ヨンファ)-荘湖(チャンホ)海岸を見下ろすことができるケーブルカー(ロープウエイ)です。
ケーブルカーに乗車するとエメラルドグリーンの海、様々な形をした海岸線の岩場など美しい風景が広がります。ゴンドラの窓から見える東海の海原は水平線に溶け込み、青い空と海の境目がわからないほどです。ケーブルカーからの光景は天候により様々で、快晴の日には画家が描いた美しい水彩画のように、雨が降り曇りの日には自然が描く趣のある水墨画のような光景をみせます。
また龍化、荘湖の二つの海岸を結ぶケーブルカーの真下には海岸線に沿うように散策路があり、空から見た東海の海原を目の前で近くから見ることもできます。
※1日約2,200人乗車可能(龍化駅、荘湖駅それぞれ1,100人乗車可能)
2022-09-20
ソウル特別市チョンノ区セジョンデロ178 KT光化門ビルWest1階
韓国の通信大手・KTの複合文化空間で、最新IT機器体験を始め、様々な文化公演が鑑賞できる他、大韓民国における130年の通信史を見ることができるギャラリー130なども楽しめます。
2025-06-20
クァンジュ広域市トン区クムナムロ一帯
光州広域市東区にある2.3キロメートルの道で、錦南路1~5街で構成されています。このうち錦南路1街の旧全南道庁から旧光州銀行交差点518メートルは5·18光州民主化運動など韓国の現代史に触れられるところとして2011年8月30日光州市により「ユネスコ民主人権路」に指定されました。
2020-03-21
忠清南道 論山市 江景邑 北玉里
+82-41-746-8503
「玉女峰(オンニョボン)」は、論山八景のひとつです。玉女峰にある東屋からの眺めは、遮るものがなく、論山平野を一望できます。また、扶余や益山がパノラマのように目の前に広がり、平野と川、遠くの山々が絵画のような景色を作り出します。昔、この山の麓に流れる川の水は清く、山には木が生い茂り、四方には果てしない野原が広がっており、その景色は非常に美しかったといいます。そのため、明るい満月の日には天女が玉女峰に舞い降り、美しい景色を楽しみ、清らかな川の水で沐浴をしたと伝えられています。また、玉女峰にある烽燧台は全羅北道益山広頭院山の烽燧を受け、皇華山城、 魯城烽燧へ連絡していた所です。その他、ソンジェ亭(東屋)の真下には韓国初のバプティストの礼拝所が位置しており、 聖地巡礼地としても有名です。
2025-05-02
キョンギ道シフン市トンソロ287
始興(シフン)ケッコル生態公園は京畿道(キョンギド)唯一の内湾干潟と昔ながらの塩田の趣を感じられる美しい公園です。
ここではシチメンソウ、マツナ、アッケシソウといった塩生植物やアシハラガニなどを観察できます。
始興ケッコル(感潮水路)は美しい景観とその生態の素晴らしさにより始興市の生態環境1等級地域に指定されており、また2012年2月には国家海洋湿地保護地域にも指定されました。
2021-03-09
全羅南道 羅州市 南平邑 東村路 313
+82-61-339-8615
南平(ナムピョン)駅は1930年12月に簡易駅として営業開始、1948年5月に普通駅に昇格しました。1950年の順天反乱事件により駅は焼失してしまいましたが、1956年7月に新たに建て替えられ、新駅舎となりました。駅舎の外観は比較的シンプルな構造をしており、駅舎前には線路、後方には駅前広場があります。駅務室は線路側の方にせり出すような形で造られており、通常はこの屋根が切妻屋根となっているところがこの駅では寄棟屋根で造られており、他の駅舎とは一線を画した形となっています。待合室上部の切妻屋根、建物の正方形と交差するような形で造られた切妻、駅務室の前に突出した部分を覆う屋根、そして待合室からホーム側に出たところにある細長いひさしも昔ながらの姿で残っています。
2024-01-18
チェジュ特別自治道チェジュ市ハンリム邑クムヌンノンゴンギル62-11
済州(チェジュ)ビールは、30年の醸造ノウハウを保有するニューヨークNo.1のクラフトビール会社ブルックリンブルワリーと15年以上の経歴を持つ世界的ブルワーの参加により誕生した醸造所。良いビール造りにこだわりながらビールを楽しむ新たな文化の創造を目指しています。韓国最高の醸造施設を備えており、案内に従って体験や施設の見学ができるツアープログラムを実施しています。
2018-05-18
全羅南道 宝城郡 筏橋邑 太白山脈キル 19
+82-61-858-7528
旧宝城旅館は1935年建設された日本式2階建ての建物で、日本の木造建築の特徴をよく留めている保存価値が高い建造物です。
韓国の大河小説「太白山脈」が映画化された際、反乱軍討伐隊長・林万洙(イム・マンス)と隊員らが宿泊した南道旅館の実際のモデルとなった旅館です。2004年には登録文化財第132号に指定されました。2008年になると文化遺産国民信託がこの宝城旅館を買い上げ、2011年老朽化した宝城旅館の復元工事が完了しました。
特に「旧宝城旅館」は建築物としてだけではなく、宝城郡筏橋(ポルギョ)における近現代歴史文化遺産の重要な拠点としての価値もまた高いところです。
太白山脈の小説の背景となったその時代にもこの建物は旅館として利用され、実際の旅館の屋号も宝城旅館でした。小説では林万洙と隊員らが一時宿舎として利用していました。
板張りの外壁、トタン葺きの屋根、典型的な日本式で建てられた2階建ての建物は昔の姿そのものです。
日本人は日帝強占期、全国にこのような木造の建物を数多く建築しましたが、現在に至る間までに数多くのこのような日本式の建物が保存されることなく取り壊され、コンクリート作りの建物に取って代わられました。
今日まで旅館や商店として使われてきた建物ですが、2004年近代建築史上及び生活史上、価値が高いと評価され、登録文化財に指定されました。
* 面積: 敷地529平方メートル(約169坪)/ 建築面積 416平方メートル(約126坪)
* 構造:木造及び煉瓦造2棟(日本式2階建1棟、韓式平屋1棟)