10.0Km 2021-05-11
京畿道 龍仁市 処仁区 慕賢面 陵谷路56番キル8
「韓国灯盞(ハングクトゥンジャン)博物館」は、現在は歴史の中へ消えてしまった灯盞が一所に集まっている所です。金東輝(キム・ドンフィ)氏が約40年にわたり集めてきた資料を中心に、1997年9月、テーマ博物館として開館しました。博物館は水原華城の城郭をイメージして建築されました。城郭の形態にならった灰白色の建物は、まるで灯台のように見えます。3階のうち、1・2階は展示空間で、地下1階はセミナー及び各種公演のための空間となっています。野外展示場は、自然石とさまざまな種類の樹木、池が共に調和しています。
10.0Km 2021-08-09
京畿道 水原市 八達区 正祖路 910
長安門(チャンアンムン)は、水原華城(スウォンファソン)の北門であるとともに城郭の正門に当る門でもあります。名称の長安は首都という意味で、また別のソウルであることを包含した意味となっています。
長安門が正門であるというのには理由があり、その昔、王が首都・漢陽(ハニャン=現在のソウル)から水原に入城する際、この門を通っていたことに由来します。ソウルにある崇礼門(スンネムン=通称「南大門」)より規模が大きいのも特徴となっています。
10.0Km 2020-08-14
京畿道 水原市 八達区 正祖路 910
京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)八達区(パルダルグ)梅香洞(メヒャンドン)にある蒼龍門(チャンニョンムン)のそばに建つ東北空心墩(トンブクコンシムドン)は、非常時に備え城郭周囲の敵の動きを監視するため造られた望楼で、水原華城の城郭で最初に登場した楼閣です。
1796(正祖20)年、高さ5.42m、周囲38mの規模で完成した東北空心墩でしたが、韓国戦争(1950~1953年・休戦)中に完全に破壊され、1975年になりようやく復元されました。
水原華城には東北空心墩以外にも西北空心墩、南空心墩という楼閣もあります。東北空心墩は軍事的な要衝地であるばかりでなく、水原華城にある建築物のうち、唯一円形をしており、希少価値が高いものとなっています。
巨大な丸い円の形で、内部には韓国語でソラ、日本語で言えばサザエの殻のような形となった螺旋状の煉瓦造りの階段があり最上部まで上がることができます。その形から別名・ソラ閣とも言われています。
最上階まで上がると水原華城全体が大変よく眺められます。
10.0Km 2025-04-01
キョンギ道スウォン市パルダル区ファソムンロ43
ここの地名である行宮洞(ヘングンドン)と経理団通り(キョンニダンギル)の合成語で、水原華城(スウォンファソン)の華虹門(ファホンムン)から華西(ファソ)公園に至る約600メートルの通りを指します。伝統と現代が調和したトレンディな場所で、個性あふれるグルメ店やユニークなカフェ、セレクトショップ、展示場などが開店するようになり、水原を代表するスポットとして定着しています。
10.1Km 2024-07-26
キョンギ道スウォン市チャンアン区チョンジョロ934ボンギル40
+82-31-890-5757
長安門(チャンアンムン)コブク市場セスッマク祭りは、酒を醸して分け合う祭りです。安くておいしい食べ物と長安門コブク市場のマッコリを楽しむことができます。
10.1Km 2025-01-06
キョンギ道スウォン市チャンアン区ヨンファ洞320-2
「水原華城(スウォンファソン)」は、朝鮮第22代王・正祖が父・思悼世子に対する孝心と経済力を備えた新都市を建設しようと計画し、1794年~1796年にかけて造られました。城壁の全長は5.7キロメートルで城壁の上には、体を隠して敵を監視・攻撃できるよう、いくつもの銃穴が空けられた女墻(胸壁)があります。また、東西南北四方向に城門(蒼龍門(東)・華西門(西)・八達門(南)・長安門(北))を設けるなど、他の城には見られない軍事施設を備えています。城内には小川が流れており、小川と城壁が交差する所に水門が設置されています。水門は7連のアーチ橋で構成され、その上には華虹門という楼閣があります。華城は実学者と呼ばれる柳馨遠(1622~1673)と丁若鏞(1762~1836)の意見を参考にし設計されたもので、韓国の城郭の中でも科学的に最も優れているとの評価を受けています。特に城郭の築城に石材と煉瓦を併用したことと、矢と槍を防御しつつ銃砲を撃つことができる構造は大変優れたものとされています。
これまで長い年月の間に城郭がかなり損傷を受け、韓国戦争(朝鮮戦争)の動乱により多くの施設が破損してしまったため1975年から補修・修復がなされ現在に至ります。また、水原華城は1963年1月に史跡に指定され、1997年12月には昌徳宮とともにユネスコ世界遺産に登録されています。
10.1Km 2025-01-02
キョンギ道スウォン市パルダル区チョンジョロ825
+82-31-228-3920/ +82-31-228-1010~4(水原文化財団)
ユネスコ世界遺産の水原華城(スウォン・ファソン)では、毎年水原華城文化祭が開かれます。代表的なイベントは「正祖(チョンジョ)大王陵行幸」で、水原華城を築造した正祖大王が父親の思悼世子の陵墓へお墓参りに行く行列を再現したものです。朝鮮時代の衣装を着た約4千人が総延長59kmに及ぶ距離を練り歩く壮観な光景を見物できます。正祖大王の母親、恵慶宮洪氏の還暦の宴である進饌宴に供された宮廷料理を体験できる「正祖の茶小盤果」プログラムは、外国人観光客にも非常に人気のあるグルメプログラムで、そのほかにも築城体験、ナイトツアーなど水原華城と連携した体験やツアープログラムのみならず、再現イベントや公演も多岐にわたって行われます。
水原華城
朝鮮時代に正祖大王が築造した計画都市。水原華城は、当時の技術を結集して建てられた韓国城郭文化の白眉といわれています。
代表イベント・体験
正祖大王陵行幸の共同再現
「慈宮駕轎」公演
「水原ファンタジー – 上下同楽」