2024-05-28
チョンブク特別自治道チョンジュ市トクチン区クレットゥル1ギル46
1979年、全州市(チョンジュシ)八福洞(パルボクドン)に設立されたSOREX(ソレックス)の工場は、韓国でカセットテープが普及しはじめた時期にカセットテープを製造、アジア各国に輸出していた場所。
しかし、新しい音楽媒体・CDの登場によりそのマーケットは縮小、工場は閉鎖に追い込まれました。工場閉鎖から25年間、新しい家主も決まらないまま忘れ去られていたこの工場は、芸術の力で、日の目を見ることになり、新たな芸術を生み出す文化プラットフォーム・八福芸術工場として再スタートを切りました。
80年代SOREXブランドのカセットテープを製造し、大韓民国全国、そしてアジア各国に出荷・輸出したように、工場から再生した八福芸術工場は、現在、地元・全州の芸術的生命力とその復元力を、芸術家に託す実験的芸術創作の拠点空間として生まれ変わっています。
ここ八福芸術工場はやがて、あらゆる芸術家にとって心の故郷となることでしょう。
[出典:八福芸術工場]
2024-11-29
仁川広域市 中区 新浦路23番キル 101
過去と現在が行き交い、歴史と文化が共存する仁川(インチョン)中区(チュング)にある中区生活史展示館。
この中区歴史博物館には大仏ホテル展示館と1960年代から70年代の韓国の生活ぶりが分かる生活史展示館の二つの展示館があります。
大仏ホテル展示館は韓国初の西洋式ホテル・大仏博物館の歴史を紹介する展示館で、生活史展示館では1960年代から70年代にかけての仁川・中区の人々の生活の歴史を垣間見ることができます。
[出典:中区生活史展示館]
2020-03-23
京畿道 水原市 八達区 孝園路307番キル 20
1991年6月に開館した京畿(キョンギ)アートセンター(旧・京畿道文化の殿堂)は地方の文化芸術を活性化し、道民にさまざまな文化を提供すべく設立されました。大劇場、小劇場をはじめ、コンベンションセンター、野外公演場、各種ギャラリーなどがあります。 常に最先端の設備を構築し、一歩先を行く文化、専門的な文化をリードし、観客の皆様に最上の文化をご提供しています。
2024-07-19
ソウル特別市チョンノ区ソンウォルギル14-3
敦義門博物館村は、漢陽(現在のソウル)を取り囲むように築城された城郭・漢陽都城(ハニャントソン)の西側にあった城門・敦義門(トニムン)城内のすぐそばにある町に作られた、町全体が博物館のようになっているエリアです。
敦義門博物館村は、その歴史的価値や近代から現代にかけてのソウルの暮らしぶりや痕跡を余すところなく今に残すエリアで、ソウル市主導の都市再生により、町全体を新たな都会の中の歴史・文化スペースとして生まれ変わらせました。
敦義門博物館村がある場所は、隣接する鐘路区(チョンノグ)橋南洞(キョナムドン)一帯とともに2003年「敦義門ニュータウン」再開発地域に指定され、再開発地域内にあるすべての建物を取り壊し、博物館村のあるエリアには近隣公園を整備する計画でした。
しかし、ソウル市は漢陽都城の西側の城門・敦義門のすぐそばの町、セムナンの持つ歴史的価値を多くの人に知ってもらい、人々の暮らしぶりや痕跡がいまだなお残るこの小さな町そのものを博物館として後世に残し、ソウル市民の歴史・文化の財産として新たに造成することにしました。
町に残る建物は最大限生かした上でリモデリングをし、一部の住宅については取り壊し、その跡地には広場を設けました。近代から現代にかけて造られた建造物や韓屋、100年の歴史を誇る路地など情にあふれる町の姿は同じ場所にそのまま残し、多くの人々が楽しみ体験できる新しい文化の場として再生しました。
現在、敦義門博物館村は「近現代100年、記憶の保管所」というコンセプトで装いも新たに数多くの人々を温かく迎えています。
40軒ほどの既存の建物はそのままに、元々の造成の趣旨である「生きている博物館」というアイデンティティを生かすべく、一年を通じて、展示、体験、公演、マーケットなど「参加型」スペースとして数多くのコンテンツを実施、大々的な再整備を行ったのがここ敦義門博物館村の大きな特徴です。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 南原市 忠正路 65
漆塗木工体験観光共同組合は、南原(ナモン)の伝統工芸である木工芸、漆塗り工芸振興のため工芸関係者が設立した共同組合です。
地元工芸品作りの教育・体験が可能な教育場・体験場、カフェ施設があり、組合員それぞれが自ら工房を運営、地元・南原の木工芸品、漆塗り作品の作業工程を見学できます。また、体験・教育プログラムを通じて、地元・南原の工芸産業に接する機会もあります。
木工オブジェ造成事業では風車に自らの願いを込め、足跡を残すことができます。
漆塗木工体験観光共同組合はご来場の方々に工芸を見て、体験して、楽しむ空間をご提供する共同組合組織です。
2024-11-29
京畿道 坡州市 炭県面 ヘイリ村キル 23
コーヒー博物館には世界各国から収集した1600年代から現在に至るまで5世紀に渡り、人類が使ってきたコーヒーに関連する遺物が展示されています。特に世界でもひとつしかない品物や外国のコーヒー博物館から払い下げされた年代物の貴重な展示品も観覧でき、コーヒーの歴史を知ることができる博物館です。
2024-12-05
キョンギ道パジュ市フェドンギル145
アジア出版文化情報センターに位置する「知恵の森」には価値のある書籍が集められています。出版都市文化財団が2014年度に文化体育観光部の後援を受けて造成したもので、その後は財団の財源で運営されています。
出典:知恵の森
◎ 韓流旅行情報
少女時代のデビュー曲「Into the new world」のMVのロケ地で、ヒョヨンがダンスブレイクを披露した屋外階段がここにあります。建築賞を受賞したユニークな風景で『ロマンスは別冊付録』や『夫婦の世界』など、多くのドラマのロケ地として使われました。
2021-03-03
京畿道 加平郡 加平邑 湖畔路1655
癒しと休息の都市、加平郡にあるインタラクティブアート専用館「インタラクティブアートミュージアム」。韓国の有名アーティストらが参加したインタラクティブアートは、芸術に最先端科学を組み合わせることで少し難しく感じられる美術を不思議で幻想的な体験となるように制作された新しい概念の美術コンテンツです。文化芸術的コンテンツと立体的相互作用体験を通じた錯視効果のマルチメディアを活用した五感的体験を同時に経験することができる展示空間となっています。
2023-02-02
プサン広域市ヘウンデ区センタムソロ20
釜山センタムシティに位置するMUSEUM 1は、アート専門の企画会社kunst1が2019年に設立したメディアアート専門の現代美術館で、2022年3月、MUSEUM 1という新しい名称でリニューアルオープンされました。約700坪の複層で構成されたMUSEUM 1では、8千万個のLEDが床や天井、壁に設置されており、アートの世界へ誘われる超現実的な体験ができます。
MUSEUM 1は大衆のための芸術、大衆が体験し楽しめる芸術を目指し、大衆が熱狂する幻想的なメディアアートや、国内外を代表する現代アーティスト21人による映像・インスタレーション作品・写真・絵画・彫刻・陶芸品など、約100点の作品が展示されています。
現在行われている展覧会「癒しの技術」は、厳しいポストコロナ時代を生きる現代人を芸術により癒し、励ましのメッセージを伝えるために開催されています。アーティストたちが経験し、考え抜いた人生と哲学に関する作品を吟味しながら逍遥していくと、いつの間にか重い現実から解放される幻想的な体験ができます。 「癒しの技術」は、2022年3月26日から2023年5月7日まで約1年2ヶ月間行われます。
2022-09-14
大邱広域市 中区 南城路 24
古の時代から韓方など薬に関連する業種が多かった大邱(テグ)の街。時の経過とともに街の中心部の薬典(ヤクジョン)通り付近では薬を扱っていた歴史的価値のある建物が次々消滅し、また同時に薬に関連する業種で仕事をする人々や店が急速に減少するなど、昔から薬の取引を行ってきた大邱薬令市では存亡の危機を感じていました。
このような状況に地元自治体である大邱・中区庁では現状を打破すべく、旧イ・ヘヨン整形外科とその周りの敷地を買い入れ、環境にやさしい韓方体験施設・エコ韓方ウェルビーイング体験館を開設しました。
1966年に竣工し当時、大邱を代表する現代的な病院建築として名を馳せたイ・ヘヨン整形外科のオープン当時の姿を最大限活かしリモデリングを実施、人々の動線を考慮し増築を行ったこの建物は、老朽化した建物を再生する都市再生のモデルケースとなっている建造物です。
大邱近代路地ツアーの中間地点にあるエコ韓方ウェルビーイング体験館は、薬令市を訪問する観光客や市民のために開かれた街の中のヒーリング体験スポットとなっている場所です。