.0M 8063 2023-10-13
キョンサンブク道ウルルン郡プク面ナリギル
カルデラ盆地(カルデラとは、火口が崩れ落ち造られた噴火口のこと)である羅里盆地(ナリブンジ)は鬱陵道で最も大きい平野です。羅里盆地には、排水がよく肥沃な火山灰土が広がっています。鬱陵島の多くの住民は漁業に従事していますが、羅里盆地の住民は薬草を栽培をしています。
羅里盆地の星空の美しさは有名です。また、道洞港から聖人峰を越え羅里盆地に降りていく途中の景色はこの世のものとは思えないほどです。
2.0Km 23374 2024-02-23
キョンサンブク道ウルルン郡プク面ヒョンポ里
象岩(コキリバウィ)は、鬱陵島北部の海上に鬱陵島と約500メートル離れた高さ50メートルの岩です。まるで象のような形をしていることから象岩と呼ばれるようになりました。火山活動によって噴出した溶岩が冷える過程で形作られ、象の胴体と鼻の間にある穴は、波によって削られてできたものです。
2.5Km 7722 2024-02-16
キョンサンブク道ウルルン郡ウルルンスンファンロ3140
竹岩(チュガム)モンドル海岸は、鬱陵島(ウルルンド)に打ち寄せる荒波により削られてできた丸石や砂利が辺り一面を覆う広さおよそ9,500平方メートル、全長500メートル、幅20メートルの海岸です。
海岸の地形が常に波の浸食作用を受けつづけると、浸食されやすい地形が削られ湾となり、また堆積作用により海岸が発達するのが常ですが、この竹岩モンドル海岸は周囲にある粗面岩や玄武岩などの岩石が荒波に洗われ浸食し、崩れた岩の角が波の作用で削れ丸い石となり、それが堆積しこのような海岸が形作られました。
出典:鬱陵島、独島地質公園
2.9Km 6763 2024-02-23
キョンサンブク道ウルルン郡ウルルン邑トドン里
ポンネ滝(ポンネポクポ)は、鬱陵島東部の山の中にある落差約30メートルの滝です。火山の噴火後に冷える過程でできた岩石が形作っています。森が茂っているので、登山をしながら森林浴ができ、滝のすぐ下の木道はフォトスポットです。夏でも涼しい風が通る穴が自然にできています。
3.5Km 7764 2024-02-16
キョンサンブク道ウルルン郡ソ面ナミャン里
天然記念物である聖人峰(ソンインボン)原始林は鬱陵島(ウルルンド)で唯一の平地にあり、その広さは直径およそ2キロメートルに達します。
この平地の形成には過去の火山活動が関係しています。過去の火山活動によりマグマが地表に噴出した際に形成された地下の空洞が、その後地盤の重さに耐え切れずに崩壊し平鉢のように窪んだ地形が形成され、ここに水が溜まり、カルデラ湖となりました。カルデラ湖には周囲から砂礫や土砂などが流れ込み湖底に堆積しましたが、その後湖の水が抜けたことで堆積した湖底の部分が干上がった状態で露出し、現在のような平らな大地となりました。またこの聖人峰原始林は長い間、人の手が入らない場所であったことから、希少植物が数多く植生している場所でもあります。
出典:鬱陵島、独島地質公園
3.8Km 22785 2020-07-15
慶尚北道 鬱陵郡 北面 天府里
+82-54-790-6392
「石圃展望台(ソクポジョンマンデ)」は、美しい神秘の島、鬱陵島の北面の端に位置し、小さな漁村・石圃村にあります。鬱陵島には、3つの望楼(高台に建てられた監視用の楼閣)がありますが、この中で東側にあるのがこの石圃展望台です。1905年に設置された展望台は、日露戦争以前から望楼の役割をしており、日本がロシア軍艦を観測するために1945年まで使用されていたことが知られています。
石圃展望台は、鬱陵島と韓半島の間にある東海を展望できる位置にあり、展望台には2階建ての八角展望台とデッキ、望遠鏡などがあります。八角展望台に上がると鬱陵島3大秘境である孔岩(おばけ岩)、観音島、三仙厳とともに竹島(チュクト)、北側海岸絶景など天恵の自然景観を一望できます。展望台の下には、石圃休憩所がある他、石圃展望台から内水田日出展望台までつながる石圃昔の道トレッキングコースがあります。
4.6Km 7774 2023-02-10
キョンサンブク道ウルルン郡ウルルン邑トドン里
道洞薬水公園からケーブルカーに乗って望郷峰頂上に上ると、鬱陵八景のひとつであるイカ釣り船の漁火を観賞でき、晴れた日には独島展望台から独島を見ることもできます。夕焼けスポットとしても知られている場所で、乗り場の近くには独島博物館があります。
望郷峰
望郷峰からは道洞港や市街地を一目で見渡すことができ、この場所は良い縁を結んでくれると言われています。
海岸展望台
10分ほど散策路を行くと鬱陵島の海岸が足元に広がり、ここから見る望郷峰も絶景です。
日の出
ケーブルカーの頂上から、独島を除いた韓国の中でもっとも早く日の出を観賞できるところです。
独島
快晴の日(年中50日)には、92キロメートル先にある独島を肉眼で観察できます。
独島博物館
西暦512年以降、鬱陵島とともに于山国の領土として韓国の歴史と文化に編入された後、現在まで韓国の固有の領土である資料が所蔵されています。
湧水
道洞湧水がすぐ横にあり、乾いた喉を潤してくれます。
4.7Km 1938 2021-03-25
慶尚北道 鬱陵郡 鬱陵邑 沙洞2キル44-28
+82-54-791-0020
フバッコル観光休養施地区内にある「鬱陵(ウルルン)マリーナ観光ホテル」は、美しい自然景観を誇る神秘の島・鬱陵島唯一の観光ホテルです。原始林の中に位置し、海から500メートル離れた標高150メートルの場所にあるため、一年中海風や塩による被害を受けることなく、四季を通して快適な森林浴を楽しめます。
4.9Km 0 2023-10-17
キョンサンブク道ウルルン郡プク面チョンブ里
三仙岩(サムソナム)は3つの岩で構成された、鬱陵島の美しい海洋絶景を誇るスポットです。三仙岩は発達した柱状節理が波の作用を受けて海食柱を形成しており表面には風化によって蜂の巣のように穴の開いた地形であるタフォニが発達しています。ここには鬱陵島の優れた景色に魅せられた3人の仙女が空に帰る時間を逃して玉皇上帝の怒りを買って岩になったという話が伝えられています。
出典:鬱陵島、独島地質公園
5.1Km 19864 2024-07-10
慶尚北道 鬱陵郡 鬱陵邑 ヤクストキル90-17
「独島博物館(トクトパンムルグァン)」は、1995年に光復50周年を記念し、鬱陵島郡が提供した土地にサムスン文化財団が建物を建築して完成したものです。李鍾学初代館長が30年余りの間、国内外から収集・寄贈された資料を基に故・洪淳七隊長の遺品及び独島義勇守備隊の同志会と青い独島を守る会などの資料を加え、1997年8月8日に国内唯一の領土博物館としてオープンしました。
三峯島をモチーフにした博物館の建物は、敷地8,068平方メートル(2,441坪)、延べ面積1,600平方メートル(484坪)で、地下1階、地上2階建てです。1階の3つの展示室(第1、2常設展示室、企画展示室)・中央ホール、2階の展示室(第3常設展示室)・自然生態映像室・独島展望ロビーなどで構成されています。
1998年8月8日に「博物館開館1周年及び李舜臣将軍殉国400周年」を記念して除幕された「独島博物館標石」の他、野外独島博物苑も設けられました。
独島は西暦512年(新羅・智證王13)以来、鬱陵島と共に于山国の領土として韓国の歴史と文化圏に編入されて以降、現在まで韓国固有の領土です。
過去、独島は海に浮かぶ小さな離島のひとつに過ぎず、それほど関心が向けられることはありませんでした。しかし、海洋依存度が徐々にと高まるにつれ、今では政治・経済・軍事・学術など多方面から重要視されるようになりました。そのため、現在、日本とその領有権を争って、民族の自尊心をかけた激しい対立が続いています。独島博物館は、独島および朝鮮海(東海)をとりまく関連資料を発掘・収集・研究し、その結果を基に展示・管理・教育・広報することにより、日本の独島領有権主張に反論する資料と理論の土台を構築し、国民の領土意識と民族意識を鼓舞させることが建立の目的です。